■オーストラリア・ニュージーランドを知る |
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ICC書籍情報
「留学してみたい!高校留学〜オーストラリア・ニュージーランド〜」
「留学してみたい!オーストラリア・ニュージーランド」
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<オーストラリア紹介> |
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照りつける太陽、どこまでも続く地平線。雄大で活力にあふれ、すべてを包み込んでくれるような温かさを感じさせてくれるオーストラリア。ボーダーレス時代の日本の高校生にとって、まさにぴったりの留学先。のびのびとした自由な空気のもとで、思いっきり自分の可能性をチャレンジしてみましょう!
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(写真提供:オーストラリア・ビクトリア州政府観光局) |
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そもそもオーストラリアは移民の国。イギリスとアイルランド系の移民のほか、イタリアや中近東、南北アメリカ、太平洋諸島、アジアから移住した人々と先住民のアボリジニで国家が形成されています。植民地時代のイギリス文化を色濃く残しながらも、人々には平等意識が培われています。これは、オーストラリアが相当な数にのぼる移民で構成されていて、しかも建国200年を迎えたばかりの新しい国だからでしょう。実にさまざまな人種の人々が暮らしているこの国では、外国人や留学生を偏見なく温かく迎え入れようという雰囲気が満ちています。
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首都:キャンベラ
人口:約1830万人
面積:768万平方km
主要言語:英語
宗教:カソリック、プロテスタント、英国国教会など
時差:−1時間〜+1時間
通貨:オーストラリアドル
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日本の約20倍もの面積を持つ広大な大陸、オーストラリア。ひとつの国がまるごと大陸になっているため、地域により、気候もさまざまです。南半球なので、北部は赤道に近く、南部は海を隔てて南極大陸をのぞむ、非常にダイナミックな地形です。それは気候にも影響し、地域によって変化に富んだ気候となっています。 |
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・ニュー・サウス・ウエールズ州:New South Wales(NSW)
・クイーンズランド州:Queensland(QLD)
・サウス・オーストラリア州:South Australia(SA)
・ビクトリア州:Victoria(VIC)
・ノーザン・テリトリー:Northern Territory(NT)
・タスマニア州:Tasmania(TAS)
・ウエスタン・オーストラリア州:Western Australia(WA)
・連邦首都特別区:Australia Capital Territory(ACT) |
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<多様性が魅力の実践的なカリキュラム>
各州によって教育制度は異なりますが、一般的にはYear1〜12までの学年制で(Year1の前にプレップイヤーを設ける州では13年間)、1学年は1月下旬〜12月半ばの4学期制。ビクトリア州の場合、初等教育はYear 6までの7年間で、中等教育はYear7〜12までの6年間。義務教育はYear 10、つまり16歳で終了し、その後は希望に応じてYear 11・12の「シニア・セカンダリー」に進むことになります。実践的で専門的な教育が行なわれるこの国では、コンピュータやデザイン、技術系などの選択科目が数多く設けられています。とくにシニアの2年間では日本の大学の一般教養課程レベルのカリキュラムもこなしてしまいます。オーストラリアの大学は専門教育で構成され、ほとんどの学部が3年間で修了するのもこのためです。
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図解:オセアニアと
日本の教育制度 |
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中・高校一貫教育を採用しているオーストラリアでは、日本のように中学・高校の区別がありません。オーストラリアでは日本の中学・高校にあたる中等教育(セカンダリースクール)を前期のジュニア(Year7〜10)と後期のシニア(Year11〜12)の2段階に分けています。義務教育を終えるジュニア最終学年のYear10修了時に義務教育修了書が与えられます。
シニアは大学入学の準備期間として位置づけられています。したがってオーストラリアの高校の場合、大学受験を中心とした勉強を進めていく態勢を最初から整えてスタートします。
Year11の時点で、各学校にいるキャリア・アドバイザーと相談しながら、志望大学の志望学部に入るために必要な科目を選択します。また、日本でいえば大学1〜2年次の一般教養課程の一部もカリキュラムに含まれています。大学入学試験はなく、在校時の成績とYear12の終わりごろ実施される各州の統一試験によって、高等教育入学資格を取得するシステムになっています。
新学期は夏真っ盛りの1月末から2月初旬に始まり、12月中旬までの4学期制をとっています。
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フルフィー制度が実施されて以来、オーストラリアでは国をあげて留学生の受け入れに力を注いでいます。このため、留学生を受け入れるすべての教育機関が政府の登録を受けなければならないように制度化されています。したがって、留学生に対するケアやサービスは高く評価され、今では英語圏の中でもっとも行き届いているといってよいでしょう。
たとえば、政府の認可を受けたほとんどの高校には、留学生向けの英語コースがあり、留学生担当のカウンセラーがついています。留学生がスムーズに学校生活に適応できるようなシステムが整っているのです。 |
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