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●保護者の声
「可愛い子には旅をさせよ」成琴順(ソン グムスン)さん
除浩善くん(ニュージーランド・カイコライバレー高校に留学)のお母様
 息子は中2の時、横浜のスピーキングコンテストで2位をとって以来英語は好きだったようですが、中3で同級生の女の子がアイルランドに行くまでは、留学ということまで考えていなかったようです。刺激を受けた様子をみた私は息子に聞いてみました。「友だちが留学するそうだけど、いいな、って思うだけ?それとも自分も行ってみたい?」「僕も行きたい」
 さっそく留学エージェントをあたり、ICC国際交流委員会の留学フェアに親子で参加してみました。そこで、幸運なことに、ニュージーランドの高校の校長先生の話をじかに聞くことができました。Kaikoray Valley高校の校長先生の人格に魅せられた息子はその場で即決して、先生にも見こまれてその高校に留学することになったのです。ニュージーランドを選んだのは治安がいいと聞いていたからですが、それでもいよいよ留学となると、未知の世界へたった一人の息子を送るという大決心をしたことを改めて感じ、何かあったらどうしようとそればかり心配でした。成田で息子を見送った帰りの車の中でわんわん泣いてしまうほどでした。
 が、可愛い子には旅をさせよ、とは良く言ったもの。息子がニュージーランドに行って3年目に入った今は、本当に留学させて良かったと思っています。本人が外国でその国の言葉を話せるようになり、現地の大学に入り、心理学を学びたいというはっきりした目的をもって元気に生活しているということはもちろん嬉しいことです。が、それにも増して親としては、日本で一緒に生活していたら、分からなかったと思う息子の良い面を知ることができ、内面的に成長した息子を見られるようになったことに何にも変えがたい喜びを感じています。
 息子は神奈川県朝鮮小中高級学校に小学校から高校1年まで通い、外の世界をほとんど知らずに育ったのですが、目上の人との関係や言葉使いに厳しく、人との関係を大切にするこの学校教育の良い面を身に付けたということが、留学させてみて確認できました。というのは、ホストファミリ−との関係も、友人どうしとの関係もとてもうまくいっていることが分かったからです。手紙や電話でも感じていましたが、昨年留学先を尋ね、道で出会う友人たちと息子が話している様子やホストファザ−とのやりとりを実際にみて、よくやっているなあと安心しました。
 一時帰国したおりには、普段は何もしなかった子が、お茶でもいれようか、と言ってくれます。母親の友人とも普通に話をしてくれます。思いやりをいつのまにか身につけた息子を目を細めてみてしまう私です。
 近所で見知らぬ少年たちがスケボーをやっているところに、いつの間にか入りこんで、またたく間に友だちになってしまう様子をみても、外国でもこうして心のバリアを解きはなち溶け込んでいったのかと、感心してしまいます。
 息子は外国に出て、自分の祖国の言葉であるハングルをもっと勉強しなければならない、と思ったようです。そして自分が何をしなければならないかが見えてきた様子です。私には、遠い国だったニュージーランドが息子を通じて近い国になり、世界が広くなりました。自分の意見をしっかり持てるようになった息子に負けないようにわたしも頑張りたいと思っています。
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