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●高校留学インタビュー&座談会
オーストラリア高校留学OGが語る「受験と大学生活」
プロフィール
金子 真実(かねこ まみ)さん
栃木県出身。中学校卒業後の2001年4月から2003年12月までの2年9ヵ月、オーストラリアに留学し、Strathmore高校に在籍。卒業後は神奈川大学、明治学院大学、玉川大学などに合格し、現在は明治学院大学国際学部の1年生に在籍。
オーストラリアの高校を卒業、日本の大学受験へ
日本の大学に進学したきっかけは?
金子:  日本で就職したいと考えていたので、親と話し合ったり、ICCで相談した結果、日本の大学を出た方が有利かなと思ったからです。それと、日本の大学の方がいろいろなことを幅広く勉強できると思って決めました。
志望校はどうやって決めたのですか?
金子:  将来の夢が決まっていたので、それを実現するために適した大学を、と考えて、「外国語」をきちんと勉強できる大学、学部にしたいと思いました。提携先の予備校の先生にもいろいろ意見を伺いました。
受験準備はどのようなことをしたのですか?
金子:  留学先の高校にいたエイドの日本人の先生に、小論文について聞いたり、自分で参考書を買って勉強したりしました。あと、私は父が文章がとても上手なので、かなり父にも助けてもらいました。そういう意味でも親にはほんと、感謝ですね。それ以外には、一時帰国をしている時に講習に通ったくらいでしょうか。TOEFLは大学によって求められるので、メルボルンでも日本でも受験しました。私は本当に人に恵まれていて、友人の知り合いの方に、ボランティアで英語を教えてもらったり、助けてくれる人が周りにたくさんいたんです。
いつ頃から具体的に準備し始めましたか?
金子:  留学する時から日本の大学に行こうと思っていたので、高校3年の夏に講習を受けて、大学の下見にも行き、学校の特色や情報をできるだけ入手しました。立地についても「実際に通うとしたらどうなんだろう?」と、現実的に考えましたね。願書を取り寄せたり、実務的な部分は親に協力してもらい、受験資格について大学に連絡を取ってもらったりしました。
各受験校の印象、面接の内容などは?
金子:  明治学院大学は「面接!」って感じではありませんでした。突っ込んだことも聞かれましたが、会話が弾んでどんどん話せたので、あまり緊張しませんでした。事前に受けた模擬面接で「帰国生としてアピールできることは何だろう」とかいろいろ準備して考えていったので、それが役に立ちました。受験した中で、英語は明治学院大学が一番難しかったです。2種類あって、ひとつは人種問題に関する和文を英訳するというもの。もうひとつは臓器移植とか医療に関する英文を和訳するもので、ほんとに大変でした。
 神奈川大学は面接官が外人と日本人。英語で面接され、「オーストラリアと日本の文化の違いは何か?」「オーストラリアについて印象に残っていること」を英語で答えるというもの。日本人の面接官からも質問されましたが、どちらかというと外人の面接官に対しての回答の方が楽でした(笑)。
 玉川大学での面接が一番細かく、志望理由や入学したらやりたいこと、どうしてこの学部なのかなど、かなり突っ込んで質問されました。試験は英語だけで小論文がなく、英語の問題は基本的なものだけで、面接重視という印象を受けました。
 立教大学は文学部だったので、実は第一希望ではなかったんです。面接でシェークスピアの本を原文の英語で読まされ、いつ書かれたものか?など質問され、もう死にそうでした。試験は5分くらいで終わってしまうくらい簡単。そのかわり小論文が要で、3〜4ページくらいの文章を読み、与えられたテーマに沿って小論文を書くというものでした。
金子さんが通っていたStrathmore高校
今は日本のキャンパスライフを大いに楽しんでいます
今の大学生活はどうですか?
金子:  テニスのサークルなんですが、今までやったことのないスポーツなので、新しいものにチャレンジしている感じです。先輩たちとのつながりの中でいろいろ話を聞いたり。大会に向けて練習したりできるので、充実してますね。練習は週に1回くらいできつくないです。楽しいですよ。
留学を経て、何か変化がありましたか?
金子:  親によく「考え方が少し変わってきた」と言われます。いろんなことに興味をもって、自分から挑戦するようになった、と。日本にいた時は引っ込みがちで遠慮していたんですが、留学してから自分で動けるようになってきたと思います。チャレンジ精神がついたということでしょうか。
日本だったら誰かが気にかけてくれる。それに対して答えていればよいという環境ですが、海外はそうではないですよね。「あなたが言わないからわからないわ」とホストシスターに言われたりしたこともあって、自分から言わないとダメなんだと感じました。最初のうちはわかっていてもなかなかできないんですよね。ここでいったら図々しいと思われるかなと変に心配したり。でも海外ではそれが当たり前だから、むしろ言った方がよいということを肌で感じました。
高校時代の金子さん
これから留学をしようと考えている人にアドバイスを
金子:  不安とか心配とかいろいろあると思うけれど、それは自分が実際に経験しないとわからないことですよね。「英語ができない」とか「異文化に慣れない」とか、途中でイヤになった時でも自分ひとりで悩まないで、周りにきちんと伝えて、あきらめずにがんばってほしいと思います。私も留学をやめようと思ったことも何度もあるし、親に泣きながら電話したこともありました。留学前に覚悟はしていても、想像もつかないようなことも起きるんですよね。でもそれを乗り越えられると、あとから思えば大したことなかったり。留学をやり遂げた時の自分と、留学しなかった時の自分を比べたら、留学した方が得るものがはるかに大きいと思います。とにかく自分に自信がつきます。頑張ってください。
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