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●高校留学インタビュー&座談会
OG・現役生座談会
「私たちの母校Strathmore(ストラスモア)高校を大いに語る」
参加してくれたメンバー
石山 美紀(いしやま みき)さん。
今年からYear12。

川野 智世(かわの ともよ)さん。
今年からYear12。

久恒 彩香(ひさつね あやか)さん。
今年からYear12。

金子 真実(かねこ まみ)さん。
2003年卒業。今年4月より明治学院大学へ進学予定。
まずStrathmore(ストラスモア)高校のある街がどんなところか教えてもらえますか。
金子: 学校はメルボルンの中心部からトラムで約30分、車だと10分くらいのところ。
ストラスモアをひと言で言うと、どんな学校ですか?
石山: 規模の大きな学校!でも他の学校を見てないから、はっきりとは分からないけど(笑)。
川野: 校舎の作りが面白い。
石山: そうそう。
川野: アーティスティックだよね。
日本の学校ではあまり見かけないデザインなのかな。
川野: そうですね。
金子: 生徒がデザインしたのを採用して建てたみたいです。
石山: そういえば、校内に展示されてる生徒の作品を見ていても、結構目にとまるような作品が多くて、優秀な子が多い気がする。
アート系に突出した学校?
金子: アート系に強いって聞く。他の学校より(アート系の)サブジェクトが多いって。
川野: 写真を現像するための暗室もあるしね。
アート系を学びたい学生にストラスモアはお勧め?
4人: うん、良いよね。
金子: でもアート系(のサブジェクトをとると意外に)大変。簡単かな、と思ってとると。
才能がないと、ってこと?
金子: 創る才能もなんですけど、観る才能も問われる。エッセイを書かされることが多いんですよ。
川野: エッセイ多いよね、アートって言っても。
作品を提出するよりも?
金子: そう。例えば、「2つの作品を選んで見比べてどう違うか?」みたいなことをエッセイにしないと。
鑑定眼が評価の対象となるんですね。
金子: そうですね。「写真」とか「美術」とか、アート系のサブジェクトはどれを選んでも、だいたいエッセイですね。
川野: そうだね、
実習ばかりで楽かな、と思ってアート系をとると、大変なことになってしまうんですね(笑)。
金子: テスト全部筆記だし。
創った作品で評価される訳ではないと。
金子: 作品もそうだし、エッセイも同じくらいの比重で評価の対象になります。
おふたりは実際にアート系を学んでたんですか?
金子: 私は2年間とってました。
川野: 私はまだ1年間しかストラスモアに通っていないんです。去年1年「写真」をとってました。
「写真」の授業ではどんなことをするんですか?
川野: 自分が撮りたいと思ったものを撮ってきて、自分で現像して…。
すごい、自分で現像するんですか?それは面白そう!
川野: 面白いですよ(笑)。でもお金がかかるんですけど。
フィルム代とかは全て実費なんですね。
川野: そうですね。
月にどれくらいかかるんですか?
川野: 月にAS$30くらいかな。
月にそれくらいなら、まだ安いかも。
金子: 向こうで生活していてAS$30は大きいですよ。
そうですね、失礼しました(笑)。まあ実費はかかるけど、授業は面白いんですね。
川野: 面白いですね。それまでやったことがなかったことなので。日本にいたときは写真に対して特に興味があった訳ではなかったんです。でも現地で授業をとってみて「ああ、面白いな」と思いましたね。
金子: 帰国子女受験の面接で、日本ではあまりないような授業の話をすると、面接官の人たちが「ああ、すごい面白いですね」って関心を持ってくれました。
そうですよね、やっぱり「留学したからこそ学べた」というアピールポイントにもなりますよね。他にも「これは日本の学校にあまりないな、珍しいな」という授業をとったり、これからとろうとしている人はいますか。
石山: 私は「ヘルス」。珍しい訳じゃないかもしれないけど。
日本の学校でいえば「保健体育」に該当する教科?
石山: 体育はなくて保健ですね。でも保健でもないような気もする。
金子: 赤ちゃんをケアしたりするんだよね。
石山: そうそう。赤ちゃん、というか…。
金子: 人形なんですけどね。
石山: そう。その人形が泣くし、笑うし、ちょっと気持ち悪いんです(苦笑)。
金子: それを預かるんだよね。
石山: そう!で、夜も泣くようにセットされていて。首を持たないとガクンと垂れてしまって泣くし。
赤ちゃんケアの疑似体験というところなんでしょうか。
石山: そうですね。
金子: 夜中とかに泣くよね。15分間ミルク代わりのカギを挿入口に指し続けて授乳をして、終わったらゲップまでしないといけない。
石山: 5時頃に泣き出したら、「ああ、ミルクの時間なのかな」と予想してミルク(=カギ)を与えて、8時頃だったら今度はおむつを替えて。どんなケアをしたのか育児日記もつけないといけないんです。
正しいケアを行っているかどうかの答えは人形が泣き止むことなんだ。よくできた人形ですね。
金子: 重さもちゃんと赤ちゃんと同じぐらい重いんです。
怖いくらいリアルにできた人形ですね。
川野: 授業中に泣き出したりするんだよね、「おぎゃあ、おぎゃあ」って。はじめは「何だろう!?」って思って辺りを見回したら、クラスメイトが人形をあやしてて…。
石山: そう、すごく嫌でした(苦笑)。2泊3日ずっとケアしないとダメなんです。授業中に泣き出すと、15分間ずっとミルク(=カギ)を与え続けないといけないから、ノートが取れないか、写した字がすごく汚くて困りました。電車通学中もすごく恥ずかしかった。与えられた人形が黒人の赤ちゃんだったんですけど、車内でも首が垂れるとちゃんと自動的にマイナスカウントが記録されてしまうので、バックの中にしまえず、常に抱いていないといけないんです。周りからも見られるので…。
確かに不思議な光景かもしれませんね(笑)。では他にも「ユニークな授業」というのはありますか?
久恒: 全体的にエクスカージョン(課外授業)が多いよね。
川野: さすがにマス(数学)とかではないですけど、だいたいどの科目にもエクスカージョンがあるよね。
環境系の科目だとフィールドワークも多そうだけど…。
石山: うち、地理学とってる。
川野: 心理学とかもあるよね。例えば、グループに分かれて街に出て、歩いている人の観察をするんですよ。街の中で騒いだら、周りはどんな反応を示すかっていう実験で。
久恒: あと電車の中で観察対象の人をひとり決めたら、あとはずっとその人の動作を観察したり。「足を組んだ」とか。
ターゲットになった人もなかなか辛いですね、グループみんなにじっと見られて(苦笑)。心理学は現地でも人気があるんですか?
川野: 高いよね。
金子: あと「ドラマ」とか。「ドラマ」のエクスカージョンでは、実際に街頭で即興演技をするんですよ。他にプロダクションという授業の最後に演劇を発表するため、放課後もみんな練習してます。
久恒: 「ドラマ」のクラスは人気が高くて、いつもひとつ分クラスが成立するだけ、生徒が集まってます。
みんなは「ドラマ」の授業をとったことはありますか?
川野: ないですね。(学校の方も)留学生にはあまり勧めないかな。やっぱり言葉が…。
石山: あと「ドラマ」とってる子って、個性的な生徒が多い。放課後クラブ活動してると、よく隣りで練習してるんです。何か個性的な人が集まってきてるな、って思う。
ところで街の印象はどうですか?住んでいるところも含めて教えてもらえますか?
石山: 学校も住まいもメルボルンの中心から郊外に向かったくらいのところにあります。
川野: 学校まで私はトラムで2駅くらい。
石山: 私は1駅。
久恒: 私は2駅。
それくらいの距離が普通なんですね。
金子: それが普通だけど、トラムを使うと遠回りになってしまうところに住んでいる生徒は親に車で送り迎えしてもらってますね。
久恒: 親に送り迎えしてくれる生徒、多いよね。
ホストファミリーはどうですか?
全員: 良いですね!
みんなはじめてのホスト先ですか?
川野: 私は2回目。
久恒: 私も2回目。
金子: やっぱり1回は変わらないと。やっぱり何かはありますよね。
川野: 私は場所が遠かったんですよ。シティに出るのに電車で1時間、いや2時間。車で5分も行けばカンガルーが見れるようなところで、牛や馬が近くにいたり。
3人: (笑)。
金子: ホストと長年暮らしてると、ホストシスターとライバルになっちゃったりもする。
そういうこともあるんですか?
金子: ありますよ。同じ年だと意識しちゃうところがあって、「お父さんと仲良くならないで」って言われたこともありました。
金子さんに焼もち焼いちゃったのかな。
金子: そう、そんな感じで大変でした。向こうの子はちょっと子供っぽいよね。
3人: うん。
向こうは親に対して甘えている子供が多いのかな?
全員: うん、そうだよね(笑)。
石山: 言ってみれば親が送り迎えすることだって、そうじゃないですか?
久恒: 毎朝「チュッ」ってキスしてるよね。
金子: 自分たちと同い年の子供でも親に抱きついてやってるよね。
思春期になっても変わらず愛情表現し合っているのは、はた目に見れば「良い家族だな」とも思えますよね。
全員: そうですね。
金子: 「仲良くて良いな」と思う半面、(私たちからすると)その中に入りづらさを感じなくもないですね。
多少の欠点はあると思いますが、今のホストファミリーにはみんな満足されていますか。
全員: そうですね。
最後にお伺いします。ストラスモア高校を選んで良かったですか?
石山: 良かったと思います。特にうちの学校は「ホストファミリーが当たる」と評判ですね。
久恒: 良いホストファミリーだし、留学生をサポートしてくれる先生も良いし。
川野: 各教科の先生もみんな良く気にかけてくれて親切だよね。
留学生へのケアが行き届いているんですね。
石山: 留学生を担当する先生と各教科の先生たちも仲良いケースが多いし。
川野: そう、留学生をサポートしている先生と各教科の先生たちが仲良しだから、ちょっとしたことでもすぐ連絡し合ってて、「大丈夫?」って声かけてくれるよね。
金子: 宿題出してないこともツーカーだったり(笑)。それに相談しやすいよね。
海外の学校らしい、オープンマインドな雰囲気の先生が多いのかな?
石山: 現地の生徒に聞くと、留学生担当の先生ってそんな感じでもないみたい。でも自分たちにとってはすごく良い。
金子: 何か分からないことがあれば、すぐ飛んで来て教えてくれるよね。だからこっちも気軽に相談できるし、授業中でも向こうから声をかけてくれる。
川野: 授業中に自分のところに来ると「大丈夫?」って声かけてくれて。
石山: こっちから声をかけなくても向こうから来てくれるから、授業のことでも質問しやすくて心強い。私のとっている教科の先生はみんな良い先生です。
金子: ただやる気のない人には冷たい、厳しいです。
なるほど。やる気のある姿勢で授業を受けている留学生には惜しみないサポートをしてくれる、それがストラスモアの先生たちなんですね。それにしても、アーティスティックでユニークな校舎、多彩なアート系の科目、留学生に理解ある先生たち、質の高いホストファミリー、いろんな側面でストラスモアはお勧めですね!
金子: ぜひストラスモアへ!(笑)。あと「フォーマル」もあるので。みんなドレスアップして会場に行って、コースメニューで食事をして…。楽しかったですよ。12時くらいまでみんなで盛り上がって。
あとの皆さんもぜひ今年は「フォーマル」に参加して、留学生活の良い思い出を作って下さいね。今日はどうも有難うございました。
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