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●心の準備
◆意欲に勝るものなし
 留学向きの人の資質をひとつ挙げるとすれば、「何でも見てやろう!」、「いろいろな人に会ってみたい!」という未知の世界への好奇心が旺盛であること。
 しかし、ただ好奇心を満たすだけだったら、旅行あるいは夏休みを利用した短期留学にとどめておくのが無難でしょう。1年留学あるいは卒業留学をするとなれば、ちょっと話は違ってきます。なにしろ日本の学校のように、授業に出席していればなんとかなるという受け身の授業ではありません。レポート提出、発表が中心の参加型授業です。もちろん塾なんかありませんから、進学のためのノウハウなんて誰も教えてくれません。自分から主体的に動かなければ何も始まらないのです。
 留学に対して本当に興味を持っている人でなければ、こうした具体的なハードルを乗り越えていくことはとても困難です。好奇心旺盛というだけではちょっと不十分なのです。留学を成功させる第一のポイントは確固たる留学意欲があること。これに勝るものはないのです。
◆将来を見つめ目的を持とう!
 ただ「留学してみたい!」という漠然とした動機ではなく、明確な目的意識がある人の方が留学に適していると言えます。目的がはっきりしてれば、少々の困難があってもめげることがないからです。よく日本人の留学生は「授業についていくこと」といった目の前のことしか考えてないと言われがちです。つまり、留学自体が留学の目的になっているのです。これに対して、香港やタイなど他のアジア出身の留学生は、高校を卒業したらどうするか比較的はっきりしているようです。例えば「将来エンジニアとして独立したいから、この国のあの大学に入りたい。そのために高校留学をする」というわけです。高校留学は彼らにとって将来の夢をかなえるためのステップなのです。
 高校留学は、自分自身をみつめ、将来を思い描くまたとないチャンスです。「自分は何が好きで何が得意なのか」、「どんな人間になりたいのか」、「将来何がしたいのか」…とにかく、夢をいっぱい膨らませて、そのための目的を持ちましょう。そうすれば、自ずと留学生活は前向きになり、充実してくるはずです。
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